オプションの算定5

1 変動価格. 残存価格. オプション

この三角関係で構成されています

変動価格- 残存価額= オプション

オプション+ 残存価額= 変動価格

変動価格- オプション= 残存価額

以上の関係は

SP=SP

これが前提条件で成り立ちます

しかし実際には

銘柄は変動していますし

銘柄の変動率や価格がぴったり同じということは現実的ではありません


そこで修正し次の方程式が提案されます

2(S*P- オプション)/(K)=S*P

K<1

S*P
S*P

この値は同じにはなりません
銘柄としては確かに類似価格だとは考えられますが

(1-K)
こちらは残存価格に対応しています
K または(1-K)
しかし両方を採用することはできませんので
確率過程でオプションが目的なわけですから
K
 このバロメーターが選択されます

3 仮にk=1
この場合どういったことが生じるでしょうか

A1.  S*P- オプション=S*P

A2.  S*P+ オプション=S*P


確率過程ですので

(A1,A2)

(A2,A1)

S*P

これが変動価格ですから

S*P*K+ オプション=S*P

変動価格の中にオプションが含まれていなければならないとしますと
K<1

この条件が必要になります

変動価格でオプションを取り込むことができない 銘柄は誰も流動債権とは考えないという意味です


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